渓流釣りの装備を紹介します。
渓流ルアーをはじめて5年。装備に関しては右往左往して、いまだにブレます。
リュックを背負って全財産持ち歩いてみたり、ショルダーバッグやウエストバッグなんて何個購入したことか…。
リュック…倒木の下等、身をかがめて移動するとき、100%ひっかかる。
ショルダーバッグ&チェストバッグ…
釣れた魚を撮影しようと前かがみになると100%ズレて邪魔になる。
ウエストバッグ…100%中身が濡れる。
多機能ベスト…ポケットありすぎ。
実際、渓流を歩いて思ったことは、軽量&シンプルが最強です。
DUO公式YouTubeより
究極です。
腰にルアーケースひとつぶら下げているだけです。
まねしてやってみましたが、車から降りて、すぐ竿の出せる所で短時間釣行なら可能ですが、さすがにルアーケースひとつで谷を登る気にはなれません。
まず、最初に考えることは安全です。
自分は好きなことを楽しんでいるだけですが、釣りでケガをして仕事に行けなかったり、万が一のことがあって家族を悲しませないために(恥をかかせないため)
最低限の装備は必要です。
どんなに浅くて、足場の良い場所でも、フローティングベストとヘルメット。
これにウエストウェーダー(バカ長タイプ)を履きます。
チェストウェーダーだと根掛かりをはずしに命懸けで深い所まで行ってしまうので、ウエストくらいがあきらめがついて丁度いいです。
ウェイディングシューズは買えません。
仕事で長靴を履くことが多いので、苦にはなりません。(負け惜しみ)
腰部分にバッグをつけて、中身は救急箱です。(防水のためジップロック)
ポイズンリムーバ
バンドエイド
包帯
三角巾
塗り薬
痛み止め
裁縫道具
ライター
ケガをした時はこのセットと根性でなんとか車まで戻ります。
バッグは極限まで小さくなりました。
リバーシブルケース2個
一発勝負のショボい熊スプレー
プライヤー(多機能型)
が入ります。
カラビナには
熊鈴2種
ペットボトルホルダー
メジャー(スナップとラインカッター付)
水難除けの御守り(鹿のツノ)
ペットボトル入れにハチスプレー。
特に8月から9月にかけてはスズメバチが活発になります。ある意味、熊より恐いかも…。
何年か前、釣り人がスズメバチに襲われて命を落とす事故がありました。
最近のハチスプレーは強力なので、吹き散らすだけでも刺される数は少なくなると思います。熊スプレーの下位互換にもなります。
一番いろいろ試行錯誤したのが、ランディングネット入れです。
すぐ落ちてしまったり、取り出しにくかったり、なかなかいいものが見つからず、自作もいまいちでした。
ホームセンターの職人道具コーナーでペンチケース。ネットの形状にもよりますが、これが今のところ一番です。
ストレスが軽減されました。
釣り装備に迷ったらホームセンター・職人道具コーナーはオススメです。
値段も手頃で丈夫です。
ベルト、バッグ、カラビナ、ケースはホームセンターで揃えました。
必要最小限に収まりました。
遊漁券と偏光グラスとスマホは首からぶら下げます。(ベストの内側に入れるのでぶらぶらしません。)
YouTubeなんか見ると、皆さんかっこよくて、オシャレです。
コスパと機能だけを求めたら、かなり泥臭い装備になりました。
購入してから洗ったことのないウェーダーからは熊にも負けない獣臭。ベストも汚れで比重が変わってフローティングのはずがサスペンド。限られた小遣いの中から装備を揃えなければならないので贅沢は出来ません。
今シーズンは、コロナと大雨の影響で釣行が激減して、釣り道具を眺めながら禁断症状と闘っています。✊