Let'sクッキング(ギルエル)

ブルーギルのムニエル=ギルエル

特定外来生物に指定され、駆除対象。

バス釣りの外道で、「ギルかよ!」と邪魔者扱いのかわいそうな魚です。

個人的には体高があり、引きも強く、簡単に釣れるので、大好きです。

1960年に平成天皇が皇太子の時、シカゴ市長から15尾を寄贈され、日本に持ち帰り食用研究対象として飼育した後、一碧湖(静岡県伊東市)に放流され、「ブルーギルはおめでたいプリンスフィッシュである」と称されて各地に放流されたという記録があり、2009年にミトコンドリアDNAの解析結果により全都道府県の56ヶ所で採取した標本が、シカゴ市長から寄贈されたものと完全に一致した。なんて話を聞くと、狙って釣りたくなりませんか?

ギルガメッシュバイト!

食べようと思って釣りに行くと、なかなか釣れないのはなぜ?

「ギル料理」で検索すると、役立ち情報が沢山ありました。

まな板が臭くなるので、牛乳パックで代用。

ヒレに刺があるので、ハサミで切ります。

熱湯処理

沸騰させた湯にさっとくぐらせる。これによりウロコや表面のヌメリを落としやすくなります。

やりすぎました。ゆで魚です。

ウロコはペットボトルキャップで簡単に取れます。ゆですぎで皮まで、剥がれました。

頭を落とし、内蔵をとって三枚おろしにします。←ここが問題あり。

臭い!う○こ!

内臓を取るため肛門からエラにむかってナイフを入れたのですが、腸の内容物のニオイがヤバイ!

普段より独り言は言わない派ですが、「お前、何くったらこんなにクサくなる?!」思わず声でました。

二匹目は慎重に腸を破らないように…。

クッサ~。だめだ。破れなくても、出てきます。くさい手でスマホ触りたくなかったので、写真ありません。


なんとか三枚おろしに出来ました。

身の臭みをとるため、10分牛乳につけました。

アメリカでは、フライパンに丁度収まる形なので「パンフィッシュ」と呼んでよく食べるそうです。

塩コショウをふり、パン粉をまぶして、オリーブ油で焼きます。バターがなかったのが悔やまれます。

原産国、北アメリカに思いをはせるため、ジャックダニエルで頂きます。

お味の方は

ウマい!

食感はタイとかキスに近くて、クセのない白身魚。タルタルソースをつけて食べましたが、知らずに食べれば海の魚です。

食用、全然イケます。なぜ普及してないのか不思議です。

ウィスキーのお供にサイコーです。

庭でホロ酔いで、ウトウト。

蚊が顔の辺で、うっとしいので、手で追い払います。

クッ!クッサ~!手(指)めちゃくちゃ臭い。ギルの腸のニオイ。食べる前に洗い物も済まして石鹸で手も洗いました。

強烈な残臭。


「このような結果になったことに心を痛めております。」by平成天皇


👧「お父さん、いつもクサイけど、

今日はいつもより最高にクサイ。

どっか行って下サイ。」

隔離病棟でブログ更新中も、まだニオイます。